医療業界での3Dプリンターの活用例|導入するメリットも解説

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2023/03/27

医療業界での3Dプリンターの活用例|導入するメリットも解説


 
3Dプリンターは、医療分野のみならず製造や土木などさまざまな分野で導入されています。
医療業界において3Dプリンターの導入を検討する際は、事例を参考に導入形式を決めることが重要です。
 
そこで今回は、医療業界における3Dプリンターの活用例や導入するメリットなどについて詳しく解説します。

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医療業界で3Dプリンターを使用するメリット


 
3Dプリンターは、3Dデータを元に造形物を作製する機器です。
医療業界で3Dプリンターを使用するメリットについて詳しくみていきましょう。

低コストかつ短期間で製品を作れる

機械加工を必要とせず、低コストかつ短期間で製品を生産できます。
低コストで作製できるため、小ロット製品やオーダーメイド製品の生産にも適しています。

複雑な形状の製品にも対応できる

3Dデータは専用ソフトで容易に編集・加工できるため、複雑な形状の製品の生産も可能です。
医療業界では、患者に合わせた製品を作る場面が多いため、3Dプリンターとの親和性が高いと言えるでしょう。
近年の技術の進歩により、医療業界で求められる精密な製品にも対応した3Dプリンターが数多く登場しています。

省スペースで導入しやすい

3Dプリンターを導入するために必要なスペースは小さく、また大型の機器を複数設置する必要もありません。

外部委託による時間ロスを解消できる

外部委託で製品を作る場合、依頼や打ち合わせ、搬送に時間がかかりますが、自社に3Dプリンターがあれば短時間で作れます。

医療業界における3Dプリンターの活用例

手術のサポート

3Dプリンターを使えば手術前に臓器や骨のモデルを作ることができ、手術の方法やアプローチ方法を検討するのに役立ちます。
CTやMRIで撮影した画像を3Dデータに変換し、プリンターで出力します。
そのため、精密検査以外に複雑な工程は必要とせず、時間的コストが大きく増加することもありません。
 
事前の入念なシミュレーションや適切な術式の選択により、手術の成功率が上昇します。

医療行為のシミュレーション

3Dプリンターは、3Dデータを正確に再現できます。
そのため、血管のモデルを作成して、採血や触診のトレーニングに使用することも可能です。
医学生や看護学生などの練習用として活用することで、レベルの底上げにつながります。

病状のより詳細な説明

病状を本人や家族に説明する際は、CTやMRIの画像などを見せることが一般的です。
しかし、写真を見せても医療知識がなければ理解が難しいため、なかなか状況が伝わりません。
そこで、3Dプリンターを使って治療部位のモデルを作り、患者や家族に見せながら説明することで、短時間で理解を得ることができます。

人工臓器

3Dプリンターは、心臓の中で血液の逆流を防ぐ「心臓弁」の代替えとなる「人工心臓弁」の開発に役立てられています。
医療用として使える高精度な3Dプリンターを使用し、人工心臓弁のひな形であるシリコン製の物体を作製しているのです。
いずれは患者の心臓弁を3Dスキャンして取得した3Dデータから、3Dプリンターで人工心臓弁を作ることも可能になるといわれています。

義足や義手

義足や義手は、装着部の形状に合わせて作製する必要があります。
また、身体の成長や変化に合わせて定期的な調整も必要です。
そのため、初期費用はもとよりランニングコストもかかりますが、3Dプリンターで義足・義手を作製すれば、コストを大幅に削減できます。

歯の模型

3Dプリンターは、歯の模型やマウスピース用の型の作製にも役立ちます。
口腔内スキャナーやCT、MRIなどで取得したデータや画像をもとに3Dデータを作成し、3Dプリンターで出力します。
手作業では、歯科医師や歯科技工士の技術が製品の品質に影響を与えていましたが、3Dスキャナーや3Dプリンターを用いた方法では、誰が作製しても同品質の仕上がりになります。

医療業界に3Dプリンターを導入する際にかかるコスト


 
3Dプリンターの導入には、本体だけではなく材料や洗浄液、後処理用機器などの購入が必要です。
また、保守費用のようなランニングコストもかかるため、著しいコストダウンになるわけではありません。
しかしながら、長期間使用すればするほどにコスト面のメリットが大きくなります。

まとめ

医療業界における3Dプリンターの活用方法には、人工臓器や骨モデル、歯型の作製などがあります。
患者や家族への説明がよりわかりやすくなったり、手術前シミュレーションによって成功率が向上したりとメリットはさまざまです。
用途に応じて選ぶべき3Dプリンターが異なるため、業者に相談のうえで購入を検討しましょう。
 
3Dスキャナーや3Dプリンターの導入についてはヤマイチテクノまでお気軽にご相談ください。
用途や予算などの条件を踏まえ、最適と思われる機器をご提案いたします。

この記事の監修者

1989年入社以来、長年のCADシステムの営業経験を活かし現在3Dレーザースキャナーを中心に営業展開。東日本を担当する。

3Dレーザースキャナーの
販売・レンタル・計測業務受託

ハードウェア/ソフトウェアの販売から、機材のレンタル、計測業務受託まで
ヤマイチテクノは幅広い「3D技術」でお客様のご要望を叶えるお手伝いをいたします。