店舗案内にVRを活用するメリットは?VRコンテンツの作成の流れも解説

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2023/06/18

店舗案内にVRを活用するメリットは?VRコンテンツの作成の流れも解説

 

写真では店舗の臨場感が伝わらないため、訪問につながりにくい傾向があります。
そこで活用したいのがVRを活用したバーチャル店舗案内です。
臨場感が伝わるうえに店舗内の様子を事細かに伝えることができます。

 

今回は、店舗案内にVRを活用するメリットやVRコンテンツの作成の流れなどについて詳しく解説します。

店舗案内にVRを活用するメリット

店舗案内にVRを活用することには、次のメリットがあります。

実際の店舗をリアルに再現

VR技術によって、店舗の内部や外観などを高精細かつリアルに再現できます。
壁の色や質感、床材の種類、照明の明るさなど、細かなディテールまで再現できるため、実際の店舗にいるかのような感覚を楽しめます。

自由に移動できる

VRを使用すると、参加者は自由に仮想空間内を移動できます。
店舗内を歩き回り、商品の陳列状況や配置、ディスプレイの内容などを確認できるため、目的の商品を見つけることが可能です。

遠隔地からでも参加できる

VRの利用によって、遠隔地に住む人も店舗案内を受けることができます。
店舗内に設置された360度カメラやVRカメラを使用して、実際の店舗の映像や景色をリアルタイムで確認することも可能です。

商品の情報提供が可能

商品を仮想空間に展示し、詳細な説明を行えます。
顧客は店舗内を自由に移動し、商品のデザイン、機能、特徴を把握しつつ説明を受けることで、より多くの情報を入手できます。

顧客の興味を引きつける

VRはまだまだ知名度が低く、珍しいものとして認識されています。
そのようなVRを活用したバーチャル店舗案内を実施すれば、世間から注目を浴びることができます。
また、店舗に対するイメージが良くなり、購買意欲の向上にもつながるでしょう。

効果的なマーケティングツール

VRは、マーケティング活動において効果的なツールです。
SNSやWebサイト上でVRコンテンツを公開することで、口コミやシェアで広く知られる可能性があります。

店舗案内にVRを活用するデメリット

店舗案内にVRを活用するには、費用や設備などの要件をクリアしなければなりません。

バーチャル店舗案内のデメリットについて詳しく見ていきましょう。

費用と設備のハードルが高い

VRの導入には高いコストがかかる場合があります。
VRヘッドセットや360度カメラなどの専用の機器のほか、店舗内に特殊なセンサーやトラッキングシステムを設置する必要もあります。

快適に利用できない場合もある

VRはヘッドセットや特殊な装置を使用するため、一部の顧客にとっては使用の制約があります。
3D酔いによって、不快感やめまいを引き起こす人も少なくありません。
また、VRヘッドセットは重く、装着時間が長い場合には疲労感を引き起こす可能性があります。

あまり普及していない

VRを利用した店舗案内はまだ一般的ではありません。

顧客にとっては新たな体験や技術であるため、理解や受け入れに時間がかかる場合があります。

また、VRの使用方法や操作方法を理解するために、顧客への説明が必要となる場合もあるでしょう。

店舗案内のVRコンテンツの作成の流れ

バーチャル店舗案内の実施には、VRコンテンツの制作が必要です。

VRコンテンツを作成する流れについて詳しく見ていきましょう。

【1】目的と要件の定義

VRコンテンツを作成する前に、目的や目標を明確にし、必要な要件を定義します。

例えば、店舗の内部をリアルに再現したいのか、特定の商品やサービスの紹介に注力したいのか、顧客体験を重視するのかなど、具体的な目的を設定しましょう。

【2】3Dモデリングと環境構築

VRコンテンツで使用する店舗や環境の3Dモデルを作成し、デジタル環境を構築します。

これにはCADソフトウェアや3Dモデリングツールが必要です。

また、元になる店舗の情報を3Dデータとして取得するために、3Dレーザースキャナーも用意しなければなりません。

【3】公開と配信

VRコンテンツを公開する方法やプラットフォームを選択し、実際に顧客に提供します。

ブースなどでVRヘッドセットを提供する形式や、Webサイトやアプリを通じてアクセス可能にする形式などがあります。

まとめ

バーチャル店舗案内は、遠隔地からでも気軽に参加できるため、集客に役立つ手法と言えるでしょう。
その一方で、VRについて理解がそれほど浸透していないため、事前に周知しておかなければ利用者が現れないリスクもあります。
また、目的を明確にしたうえで、効果的なVRコンテンツを作成することが大切です。

 

ヤマイチテクノでは、VRコンテンツの作成に必要な3Dレーザースキャナーを提供しています。
さまざまなタイプがあり、機器によって性能も異なるため、専門家のアドバイスのもとで選ぶことが重要です。
店舗案内の目的や撮影距離などを踏まえ、条件を満たした機器をご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

この記事の監修者

1989年入社以来、長年のCADシステムの営業経験を活かし現在3Dレーザースキャナーを中心に営業展開。東日本を担当する。

3Dレーザースキャナーの
販売・レンタル・計測業務受託

ハードウェア/ソフトウェアの販売から、機材のレンタル、計測業務受託まで
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