3Dビジュアライゼーションと3Dレンダリングとは?関係性について解説

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2026/02/27

3Dビジュアライゼーションと3Dレンダリングとは?関係性について解説


 
製造業の設計レビュー、建築のプレゼン、ECの製品コンフィギュレーター、デジタルツインなど、3Dを活用する場面が広がっています。
 
そこで混同されやすいのが「3Dビジュアライゼーション」と「3Dレンダリング」です。
両者は似ているようで役割が異なり、関係性を正しく理解すると、目的に合った手段を選べるようになります。
 
本記事では、デジタルツインの3D可視化も含めて、両者の違いとつながりについて解説します。

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3Dビジュアライゼーションとは何か

3Dビジュアライゼーション(3D可視化)は、現実に存在する、または近い将来に存在する対象を「3次元として理解できる形」で表現するための一連の取り組みを指します。
完成形は静止画に限らず、動画、インタラクティブな3D、AR/VR、デジタルツインの監視画面など幅広い形を取り得ます。
 
ポイントは、「対象を3Dとして捉え、関係者が状況を共有し、判断できる状態にする」ことです。

3Dビジュアライゼーションが扱う範囲

3Dビジュアライゼーションは、単に見た目を作るだけではありません。
たとえば、製造ならCADデータを誰でも理解できる形にして設計意図を伝えたり、建築ならBIMの情報をもとに空間の体験を共有したりします。
 
デジタルツインでは、3D空間上に設備・センサー情報・稼働状態を重ね、現場の状況を「把握・予測・最適化」へつなげる役割も担います。

「リアルタイム3D」と「非リアルタイム3D」

3Dビジュアライゼーションは大きく、リアルタイム(操作でき、変更が即時反映される形式)と、非リアルタイム(事前に制作された静止画や動画)に分かれます。
リアルタイムは、設計レビューやトレーニング、デジタルツインの監視・シミュレーションに強く、非リアルタイムは、広告、提案資料、コンセプト表現など“見せ方の完成度”が求められる場面で効果的です。

3Dレンダリングとは

3Dレンダリングは、3Dデータ(モデル、材質、ライト、カメラなど)をもとに、最終的な画像や映像を生成する工程です。
言い換えるなら、「3Dの設計情報を、人が見られるアウトプットへ変換する処理」です。
 
レンダリングは、ビジュアライゼーションの中の一工程として位置づけられ、目的に応じて品質・速度・計算方法が変わります。

「オフラインレンダリング」と「リアルタイムレンダリング」

オフラインレンダリングは、時間をかけて高品質を追求し、フォトリアルな静止画・映像を作るのが得意です。
建築パースや製品CG、CM用素材などで使われます。
 
一方、リアルタイムレンダリングは、操作に追随する速度が最優先です。
ゲーム、インタラクティブな3D体験、AR/VR、デジタルツインの表示などで主役になります。
 
どちらも光の挙動を計算して画像を生成する点は共通していますが、「品質を優先するか、速度を優先するか」が大きく異なります。

レンダリングに必要な要素

レンダリングは、3Dモデルだけで成立しません。
材質(質感)・ライティング(照明)・環境(背景や反射)・カメラ(画角や被写界深度)などが揃って初めて、意図した見え方になります。
 
つまり、レンダリングは「最終出力の品質」を決める工程であり、ビジュアライゼーション全体の目的を踏まえて設計すべき領域です。

「3Dビジュアライゼーション」と「3Dレンダリング」の関係性

3Dレンダリングは3Dビジュアライゼーションの一部であり、両者は密接に連動しています。
ビジュアライゼーションは「伝える・理解する・判断する」ための全体設計で、レンダリングは「見える形に仕上げる」ための手段です。
 
3Dビジュアライゼーションと3Dレンダリングの関係性は下記のとおりです。
 

  • 【3Dビジュアライゼーション】目的から逆算して3Dでどう見せ、どう使うかを設計する
  • 【3Dレンダリング】その設計に従って、最終的な画像・映像・画面表示を生成する

デジタルツインにおける3D可視化の考え方

デジタルツインの3D可視化は、単なる3Dモデル表示ではなく、「現実の状態や変化」を仮想空間に重ねて扱う点が特徴です。

デジタルツインの3D可視化で重視されること

デジタルツインでは、見た目より意味が優先されることが多いです。
たとえば、温度や稼働率、異常検知、混雑、危険エリアなどを、色・アイコン・アニメーションで直感的に示す設計があります。
 
この場合、レンダリングは「高速で安定して動く」ことが価値になり、リアルタイムレンダリングが中心となることが多いです。

産業データ(CAD/BIM)は使える3Dへの変換が必要

CADやBIMは、精密で情報量が多い一方、そのままでは重く、インタラクティブな表示に向きにくいことがあります。
そこで、ポリゴン(メッシュ)化、軽量化、階層整理、不要要素の削除などの最適化が重要になります。
 
ここで効いてくるのが、データを「使える3D」に変換する工程です。
可視化が目的なら、精度を保ちつつ操作性を落とさない落としどころを設計します。

まとめ

3Dビジュアライゼーションは、3Dで「理解・共有・意思決定」するための全体設計であり、3Dレンダリングはその中で最終的な画像・映像・画面表示を生成する工程です。
両者は別の概念ですが、切り離して考えられるものではありません。
目的(何を決めたいか)に合わせて、表現の設計と出力方法を選ぶことが成功の鍵になります。
 
デジタルツインでは特に、写実性だけでなく「意味が伝わる」「リアルタイムに動く」「運用に耐える」可視化が価値になります。
用途に合わせて、ビジュアライゼーションとレンダリングの役割を整理し、最適な3D活用につなげていきましょう。

この記事の監修者

1989年入社以来、長年のCADシステムの営業経験を活かし現在3Dレーザースキャナーを中心に営業展開。東日本を担当する。

3Dレーザースキャナーの
販売・レンタル・計測業務受託

ハードウェア/ソフトウェアの販売から、機材のレンタル、計測業務受託まで
ヤマイチテクノは幅広い「3D技術」でお客様のご要望を叶えるお手伝いをいたします。