3DVRを集客に活用するメリットは?集客効果や作成方法について解説

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2023/05/25

3DVRを集客に活用するメリットは?集客効果や作成方法について解説

3DVRとは、ヘッドマウントディスプレイをはじめとするVR映像を見る機器を通じて、まるでその場にいるかのような仮想空間での体験を提供するものです。
近年、集客方法の1つとしてホテルやモデルハウスなどで3DVRの利用が広まっています。

今回は、3DVRを集客に活用するメリットをテーマに、集客効果や3DVRの作成方法などについて詳しく解説します。

3DVRを集客方法として導入するメリット

3DVRを集客方法の1つとして導入することには、次のようなメリットがあります。

視覚的な魅力と没入感

3DVRは、臨場感と没入感のある仮想空間で、実際の部屋を確認できます。
ホテルの客室やモデルハウスをリアルに再現し、魅力的な体験を提供することで顧客の興味を引き付けます。

客室内のインテリアや設備のデザイン、景色の美しさなどを3DVRで表現することが重要です。

事前の仮想ツアー

3DVRを活用すれば、予約前にゲストがホテルやモデルハウスをバーチャルで体験できます。
ホテルの客室やロビー、レストラン、モデルハウスのリビングや浴室などを体験することで期待値が高まるでしょう。

また、ホテルにおいては部屋の広さやレイアウト、アメニティの提供状況などを視覚的に確認し、自分のニーズや好みに合った部屋を選ぶことにも役立ちます。

マーケティングと広告効果

魅力的な3DVR体験は、ホテルのマーケティングや広告活動にも利用できます。
SNSやWebサイト、オンライン広告などで3DVRコンテンツを宣伝すれば、見込み客の興味をひくことが可能です。

例えば、美しいホテルのプールやスパ施設などの3DVR映像を共有することで、人々の関心を引き付け、集客効果の向上が期待できます。

顧客サービスの向上

3DVRを使用して、ホテル内の案内や施設の使い方をわかりやすく説明することで顧客満足度が高まります。
また、事前に3DVRツアーを通じてホテルのレイアウトや設備を理解すれば、滞在中に迷うことなく利用できます。

リモートでの見学による時間と費用の削減

3DVRを使用すれば、遠隔地からでもホテルやモデルハウスなどを仮想的に見学できます。
移動のコストや時間を節約にもなり、顧客と運営側の双方にメリットがあります。

SDGsの推進

3DVRを活用すれば、実際にホテルを訪れる必要がなくなるため、交通やエネルギーの消費を削減できます。
また、紙のパンフレットやチラシの使用も減らせるでしょう。このような環境にやさしい取り組みによってSDGsを推進していることをアピールできます。

競争力の強化

3DVRの活用はまだまだ広まっていないため、積極的に取り組むことで競争力を強化できます。
特に、テクノロジーに敏感な若い世代のターゲットに対して有効でしょう。

3DVRの作成方法

3DVRの作成には、3Dレーザースキャナーやソフトウェアなどが必要です。
3DVRの作成の手順について紹介します。

【1】3Dモデルの作成

まず、ホテルの客室や施設の3Dモデルを作成する必要があります。
専門の3Dモデリングソフトウェアを使用するか、3Dスキャナーを活用して現実世界のオブジェクトをスキャンします。
今回は、実際の映像を3DVR化するため、3Dスキャナーによるスキャンが必要です。

【2】スキャン

3Dレーザースキャナーでホテルの客室やモデルハウスなどをスキャンします。
3Dレーザースキャナーには接触式と非接触式があるほか、精度や測定距離なども製品によって異なるため、まずは専門業者に相談することが大切です。

【3】3DVRソフトウェアの利用

専用のソフトウェアを用いて、スキャンした3Dデータから3Dモデルを作成します。

【4】ユーザーインタラクションの実装

3DVR内でユーザーが操作できるように、インタラクティブな要素を追加するのも1つの方法です。
例えば、ドアを開けたり、家具をクリックして詳細情報を表示したりする機能を実装できます。

【5】テストと修正

作成した3DVRを実際にテストし、不具合や改善点を特定します。
ユーザーのフィードバックを収集し、必要に応じて修正や調整を行います。

【7】公開と配信

3DVRをホテルやモデルハウスのウェブサイトや予約プラットフォーム、VRプラットフォームなどで公開・配信します。

【8】更新と拡充

ホテルの改装や新しい施設の追加など、変化があった場合は3DVRを更新し、最新の状態を反映させます。
また、新たなコンテンツや体験を追加して、ユーザーの興味を引き続けることも重要です。

まとめ

ホテルやモデルハウスなどの集客に3DVRを利用することで、顧客体験や顧客満足度の向上などが期待できます。
また、3DVRを導入している競合が少ない状況だからこそ、積極的に活用を進めることが重要です。

ヤマイチテクノでは、3DVRの作成に必要な3Dレーザースキャナーを提供しております。
測定対象や測定環境などに応じて最適と考えられる機器をご提案いたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。

この記事の監修者

1989年入社以来、長年のCADシステムの営業経験を活かし現在3Dレーザースキャナーを中心に営業展開。東日本を担当する。

3Dレーザースキャナーの
販売・レンタル・計測業務受託

ハードウェア/ソフトウェアの販売から、機材のレンタル、計測業務受託まで
ヤマイチテクノは幅広い「3D技術」でお客様のご要望を叶えるお手伝いをいたします。