VRを用いたバーチャル会社見学とは?メリット・デメリット・導入方法を解説

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2023/06/09

VRを用いたバーチャル会社見学とは?メリット・デメリット・導入方法を解説


 

Meta社をはじめ、世界的に有名な企業が注目しているVR技術は、日本においてもビジネスの場で活用されています。

その活用方法の1つがバーチャル会社見学です。

 

今回は、VRを用いたバーチャル会社見学の特徴やメリット・デメリット、導入方法などについて詳しく解説します。

VRを用いたバーチャル会社見学とは

VRを用いたバーチャル会社見学は、仮想現実(VR)技術を活用して、実際の会社や施設をバーチャル空間で体験することです。
参加者はVRヘッドセットを使用し、リアルな視覚や音響効果を通じて会社の内部や環境を体験できます。

VRを用いたバーチャル会社見学の目的

そもそも、VRを用いたバーチャル会社見学は何を目的に行われるのか詳しく解説します。

採用活動における自社の魅力のアピール

VRを活用したバーチャル会社見学は、採用活動において求職者が求める会社の雰囲気や仕事の内容などの情報を伝えるために行います。

写真で見るよりもVRで社内の様子をリアルに体験した方が質の高い情報を入手できます。

プレゼンテーション

バーチャル会社見学は、顧客やパートナー企業に対して、会社の施設や設備、製品やサービスの説明を効果的に行う手段となります。

写真や動画を見せながら説明するよりも、VRでリアルな体験を提供した方がより鮮明なイメージを伝えることができます。

会社のブランディング

VRを活用したバーチャル会社見学は、会社のブランディングや広報活動にも効果的です。

魅力的なバーチャル体験を提供することで、企業のイメージ向上や認知度の向上につなげることができます。

VRを活用しているだけでも先進的なイメージを与えられるでしょう。

VRを用いたバーチャル会社見学のメリット

バーチャル会社見学を導入することには、次のメリットがあります。

時間や場所の制約がない

参加者は自宅やオフィスからVRデバイスを使って会社見学に参加できます。
場所や距離の制約がなくなるため、遠くにある会社や遠方に住む個人もバーチャル会社見学への参加が容易です。
より多くの参加者を見込めることで、目標を達成しやすくなるでしょう。

多くの施設や設備の見学ができる

リアルの会社見学は、見学時間の制限によって見学できる施設や設備が限られますが、

バーチャル会社見学は時間の制限がないため、施設や設備を自由に探索し、より多くの情報を収集できます。

VRを用いたバーチャル会社見学のデメリット

バーチャル会社見学にはデメリットもあるため、自社に適しているかどうかを適切に判断するためにも、メリットとあわせて確認しておくことが大切です。

バーチャル会社見学のデメリットは次のとおりです。

リアルの会社見学よりも臨場感がない

VRでは、完全に現実の感覚を再現することはできません。

バーチャル会社見学は、実際の物に触れることはできないうえに臨場感もリアルの会社見学に劣ります。

VRヘッドセットが高価

VRヘッドセットは安くとも数万円はするため、手軽に購入できるものではありません。
VRヘッドセットがないことを理由にバーチャル会社見学に参加しない人も多いでしょう。
特定のイベントにブースを設けてVRヘッドセットを設置し、その場からバーチャル会社見学ができるようにする方式もおすすめです。

VRを用いたバーチャル会社見学の流れ

バーチャル会社見学は、次の流れで導入しましょう。

【1】目的の明確化

バーチャル会社見学の導入目的を明確に定義しましょう。

例えば、採用手段としての活用や、顧客への魅力的なプレゼンテーション手段としての活用などが考えられます。

採用活動に役立てるのであれば、バーチャル会社見学がしたいと思ってもらえるような取り組みが必要でしょう。

顧客へのプレゼンテーションにおいては、VRでも魅力を伝えるにはどうすればよいかを考える必要があります。

【2】コンテンツの制作

VRコンテンツの制作には、3Dレーザースキャナーが必要です。

これは、レーザー光を使用して物体や環境の表面をスキャンし、3次元データを取得する装置です。

物体の形状や構造を非接触で計測するため、社内の幅広い施設や設備をスキャンできます。

会社の施設や設備の3Dモデルの作成だけではなく、音声ガイドの制作なども検討しましょう。

【3】視聴方法の案内

バーチャル会社見学の実施を周知するとともに、視聴方法を案内します。

ブースにVRヘッドセットを設置する場合は、スタッフが操作方法をマスターしておく必要があります。

まとめ

VRを用いたバーチャル会社見学は、時間や場所を問わずに参加できるため、採用活動やプロモーションにおいて多くの参加者が集まるでしょう。
VRコンテンツを制作する際は、参加者が求める情報を魅力的に伝えることを意識することが大切です。
また、専門業者に相談して、3Dレーザースキャナーを調達しましょう。

 

ヤマイチテクノでは、豊富な種類の3Dレーザースキャナーをご用意しておりますので、ぜひ一度ご相談ください。

この記事の監修者

1989年入社以来、長年のCADシステムの営業経験を活かし現在3Dレーザースキャナーを中心に営業展開。東日本を担当する。

3Dレーザースキャナーの
販売・レンタル・計測業務受託

ハードウェア/ソフトウェアの販売から、機材のレンタル、計測業務受託まで
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