点群データを3Dモデル化する効果とは?メリット・方法について解説

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2024/12/27

点群データを3Dモデル化する効果とは?メリット・方法について解説

 
点群データを3Dモデル化することは、現代の多くの分野で必要不可欠な技術です。
点群データは、物体や環境の形状を高精度に記録する技術で、建築、土木、製造業、文化財保護、自動運転など多岐にわたる分野で活用されています。
 
本記事では、点群データと3Dモデルの基本を解説し、3Dモデル化の効果やメリット、具体的な方法について詳しく紹介します。

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点群データとは

点群データとは、3次元空間内の無数の点の集合体であり、各点は位置情報(X, Y, Z座標)や色情報(R, G, B)を持っています。
これらの点は、3DレーザースキャナーやLiDAR(Light Detection and Ranging)などの計測機器を用いて取得され、物体や環境の形状を高精度に表現するために利用されます。
 
点群データは、建築や土木、製造業、文化財保護、自動運転技術、VR/ARコンテンツの開発など、さまざまな分野で活用されています。

3Dモデルとは

3Dモデルとは、コンピュータ上で作成された三次元の立体的なデジタル表現を指します。
縦(高さ)、横(幅)、奥行き(深さ)の3つの次元を持ち、現実世界の物体や架空のキャラクター、建築物、製品デザインなど、さまざまな形状や構造をデジタル空間で再現することができます。

点群データを3Ⅾモデル化する効果・メリット

点群データを3Dモデル化する効果・メリットについて詳しく見ていきましょう。

データの扱いやすさの向上

点群データは膨大な数の点で構成されており、そのままでは取り扱いが難しい場合があります。
3Dモデルに変換することで、データ容量を削減し、視覚的に理解しやすい形に整理できます。

設備間の干渉確認の効率化

3Dモデル化されたデータを用いることで、設備や構造物間の干渉チェックが容易になります。
設計段階での問題発見や修正が迅速に行え、施工ミスの防止や品質向上につながります。

リバースエンジニアリングへの活用

既存の製品や構造物を点群データから3Dモデル化することで、詳細な設計情報を再現できます。
製品の改良や再設計、新製品の開発に役立てることができます。

デジタルアーカイブの作成

文化財や歴史的建造物などを3Dモデル化することで、デジタルアーカイブとして保存できます。
保存や修復、教育目的での活用が可能となります。

シミュレーションや解析の精度向上

3Dモデル化されたデータは、各種シミュレーションや解析に直接利用できます。
設計の最適化や性能評価、問題予測などの精度が向上します。

点群データを3Dモデル化する方法

点群データを3Dモデル化する方法は次の2つです。

メッシュデータ

メッシュデータはポリゴンデータとも呼ばれ、点群の各点を線で結び、それを基に三角形や四角形が連続して形成された3Dモデルです。
点同士をつなぎ合わせて立体的な形状を構築します。
 
メッシュデータは、視覚的に3D形状を分かりやすく表現できますが、初期状態では表面がカクカクしてぎこちない印象を与えることがあります。
この精度を向上させるには、頂点の数を増やして詳細な形状を表現する必要があります。
しかし、頂点数を増やしすぎるとデータ量が大きくなり、処理速度やストレージに負荷がかかる点に注意が必要です。

サーフェスデータ

サーフェスデータはジオメトリデータとも呼ばれ、数学的な数式を用いて曲面を表現します。
カクカクしてぎこちなかったメッシュデータに比べて、なめらかでリアルな曲面を描くことができます。
この特性から、高精度が求められる設計やシミュレーションに適しています。
 
サーフェスデータは、点群データを直接変換することもあれば、メッシュデータを基に変換することもあります。

点群データは3Dレーザースキャナーで取得できる

点群データの取得には、3Dレーザースキャナーが広く使用されています。
レーザー光を対象物に照射し、その反射光を計測することで、物体や空間の三次元座標を取得します。
膨大な数の点が正確な位置情報として記録され、物体の形状や空間構造を高精度にデジタル化することが可能です。
 
3Dレーザースキャナーの主な特長は、非接触で計測を行える点と、広範囲を短時間でスキャンできる点です。
 
3Dレーザースキャナーは、建築・土木分野では既存建物の測量や構造物の維持管理、製造業では製品の形状確認やリバースエンジニアリング、文化財分野では歴史的建造物のデジタル保存や復元作業に利用されています。
また、自動運転分野ではLiDAR技術として搭載され、周囲環境の3D認識に活用されています。

まとめ

点群データを3Dモデル化する際に使用する3Dレーザースキャナーは、正確かつ迅速に点群データを取得できるツールとして、建築、製造業、文化財保護、自動運転などの分野で活用されています。
ヤマイチテクノでは、用途に応じた3Dレーザースキャナーをご提案しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

この記事の監修者

1989年入社以来、長年のCADシステムの営業経験を活かし現在3Dレーザースキャナーを中心に営業展開。東日本を担当する。

3Dレーザースキャナーの
販売・レンタル・計測業務受託

ハードウェア/ソフトウェアの販売から、機材のレンタル、計測業務受託まで
ヤマイチテクノは幅広い「3D技術」でお客様のご要望を叶えるお手伝いをいたします。